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『デビル(Devil’s Own)』 レビュー(感想)

原題の『Devil’s Own』というのは、邦題で推測するような『悪魔』といった方向の言葉ではなく、『困難、非常につらい』という意味である。だが確かに、前者の意味でも通用する。そういう映画である。

 

少年は8歳の頃、『呪い』を受けた。以来彼はその呪いに人生を蝕まれ続け、それは一生続いた。だが、もしその呪いがなければ彼は人生に恵まれていた。その『恵み』の中には友がいた。人生を語れる、仲間がいた。

 

呪いの根源を紐解いてみれば、その根源は更に古く、深く、複雑なものだった。彼はその『穿った大きな負のうねり』に巻き込まれたのだ。

 

彼の中には『悪魔』が棲みついた。そして、彼の『仕事』を『非常につらい困難なもの』にしたのは、友の存在だった。そして、友が彼を止めることもまた、辛い辛い決断だった。

 

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