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『Soundtrack』(MOVIE RECIPE)

『Soundtrack』
ランキング総合レシピの方に音楽編の名作映画は揃えましたので、ここでは映画でちょっと気になる音楽・BGMが流れるシーンがある作品をピックアップしました。宮崎作品と久石音楽のように、映画と音楽のシナジーで作品の価値が劇的に引き上がることがありますよね。

MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

MOVIE RECIPE

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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-

 

このレシピの詳細
  • レシピ数:18
  • 紹介映画:111

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

 

1.『Country Roads』

「故郷へかえりたい」(ふるさとへかえりたい、Take Me Home, Country Roads)は、ジョン・デンバーの歌唱で1971年に発売された。日本では『耳をすませば』が有名だ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『耳をすませば』
  2. 『キングスマン:ゴールデン・サークル』

 

 

この映画と言えばこれを思い出す人も多いだろう。この音楽から始まるし、セッションのシーンは『音楽の本来の尊さ』を教えてくれる。

 

 

 

 

 

だが、この曲を最高に聴く映画がもう一つある。それがこの映画だ。耳を澄ませて、この歌が歌われるシーンを観てみよう。わずか数十秒の時間だったが、映画館の時間を止めた。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

『耳をすませば』で聴くこの音楽はとても素敵ですよね。私は男だから普段『素敵』という言葉は使いませんが、心ではそう思っています。老若男女、全員感想は同じですからね。感情表現が違うだけです。そのようにして心底に必ず届く。それが音楽のすばらしさです。もちろん人それぞれで好みの音楽は違います。しかし、こういう風に一つの曲を『色々な角度』から聴くと、(この曲こんないい曲だったっけ)となり、ファンが増えるんですよね。

 

2.『Tick Of The Clock』

Chromaticsの2007年のセカンド・アルバム『Night Drive』に収録された”Tick of the Clock”。緊張感あるこの音楽は、映画館の大スクリーンでムードを作るのにピッタリ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ドライヴ』
  2. 『96時間』

 

 

この映画自体が、常に何が起こるか分からない北野映画のような緊張感があるので、このBGMが非常によく合っている。

 

 

 

 

 

この場合、誘拐された人質を助ける為に、綱渡りのような緊張感が続くシーンが多く、それらとこの音楽が非常によくマッチしている。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

映画の音楽が気になることは、実はあまり多くありません。それだけB(バック)に徹してくれているということかもしれません。音楽が主役ではないんだと。しかし、映画館になると音楽を最高に楽しむコンサートのような側面も持っているので、良い音楽と出逢えたら嬉しいですね。この曲も、映画館の時間を止めるだけの力を持っていました。

 

3.『Nausicaa』

『風の谷のナウシカ』で流れる『ナウシカ・レクイエム』という荘厳なBGMがある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『風の谷のナウシカ』
  2. バリー・リンドン』

 

 

まずはナウシカだ。大体、『ラン・・ランララランランラン』の前あたりに流れる、壮大なヴァイオリンのような音楽だ。ナウシカが複数の王蟲に、触手で持ち上げられているシーン。

 

 

 

 

 

同じではないのだが、それとそっくりの音楽がここで流れる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

この『バリー・リンドン』(1975)を観て黒澤明は、その時代背景の正確さにキューブリックにファンレターを書いたと言います。黒澤明は、宮崎駿や鈴木敏夫さんが尊敬する人ですね。ではこの『ナウシカ』(1984)で使用される久石譲のこの音楽は、パクリなのでしょうか。言い方が悪いですね。オマージュの方がいい。実は、ドイツの作曲家ヘンデルの『ハープシコード組曲 第2番 HWV437 第4曲 サラバンド』という曲が元ネタのようです。両者とも、この音楽に影響を受けて似たような曲を作ったと言えるでしょう。おそらくですが。

 

4.『Platoon』

『プラトーン』の印象的なBGMに『ザ・ヴィレッジ』(アダージョ)というものがある。悲劇的なシーンに非常によくマッチする名曲である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『プラトーン』
  2. 『エレファント・マン』
  3. 『ロレンツォのオイル/命の詩』
  4. 『シモーヌ』

 

 

まずはこの映画だ。これがあまりにも有名だから、この映画だけだと思うことだろう。

 

 

 

 

 

ただし、悲劇ということで言えば彼の人生もベトナム戦争の悲劇にまったく引けを取らない。ここでもこの曲がかかる。

 

 

 

 

 

これも全く同じことが言えるだろう。この3つはどれも壮絶な人間の姿が描かれる。

 

 

 

 

 

これに関してはその3つよりは劣るが、意外と教訓背が高く見ごたえがある映画だった。本作の約5年後に発売されたバーチャルアイドルに『初音ミク』がいる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

このBGMは印象的ですからね。これから先も使用され続けてもおかしくありません。『シンドラーのリスト』のBGMに少し様子が似ていますね。やはり、映画には音楽が重要ですから。私もここに載せているものは意図的に調べたのではなく、自然に耳に入ったものだけ。ですから、調べればこれを使用している映画がもっとあるかもしれません。ただ、使用しているだけではなくマッチしているかどうかも重要ですよね。

 

5.『Shelter from the Storm』

「嵐からの隠れ場所」( Shelter from the Storm)は、ボブ・ディランの15枚目のアルバム『血の轍』(1975年)に収録された楽曲。印象的な曲だから、他の映画で流れてもすぐに気が付く。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ヴィンセントが教えてくれたこと』
  2. 『ザ・エージェント』
  3. 『スティーブ・ジョブズ』

 

 

この映画のラストシーンで、ヴィンセントが映し出されるシーンと共に流れる。

 

 

 

 

 

この映画では別バージョンが挿入歌として使用された。

 

 

 

 

 

2015年マイケル・ファスベンダー主演のこの映画でのエンドロールで流れる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

ボブ・ディランは、グラミー賞やアカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしています。また長年の活動により、2012年に大統領自由勲章を受章し2008年にはピューリッツァー賞特別賞、2016年には歌手としては初めてノーベル文学賞を受賞しています。歌手の立場で『文学賞』を獲るあたり、彼の優れた作詞能力がうかがえます。実は私は全く歌詞を調べていないし、大ファンでもないのですが、彼の曲を聴いて嫌な気持ちになったことは一度もなく、むしろある種の哀愁を覚え、気分がよくなるのを感じます。

 

6.『I will Survive』

「恋のサバイバル」(I Will Survive)は、アメリカのグロリア・ゲイナーが1978年に発表した楽曲。映画好きであれば、一度は耳にしたことがあるだろう。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『バレンタインデー』
  2. 『リプレイスメント』
  3. 『マン・オン・ザ・ムーン』

 

 

まずはこの映画でも、この音楽が流れる。

 

 

 

 

 

そしてこの映画では、暴れてしまって逮捕された人たちが、留置場のようなところで皆でこれを歌うシーンがある。

 

 

 

 

 

最後の方で、『謎の男』がステージでこれを面白おかしく歌うシーンがある。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

音楽としてのクオリティが高く、私もこれが流れ出したら一緒に踊りたくなります。私がアメリカ人だったら確実にそうしているでしょう。日本ではあまりそういうシーンがありませんから浮いてしまいますからね。『トップガンマーヴェリック』の際も、デンジャーゾーンのリズムを取るのに、太ももを叩くぐらいのことしかできませんでしたから。『ゴーストバスターズ』の時に海外の方があのBGMで楽しそうに踊っていましたが、でも、日本人だって心の中では踊っていますよね。

 

7.『Fortunate Son』

「フォーチュネイト・サン」(Fortunate Son)は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル (CCR) の楽曲。印象深い音楽だし、たまたま歌詞を観たが、メッセージ性が高い。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『フォレスト・ガンプ/一期一会』
  2. 『ダイ・ハード4.0』
  3. 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
  4. 『バトルシップ』
  5. 『スーサイド・スクワッド』

 

 

フォレストたちがヘリコプターに搭乗するシーンで使用されている。この歌の歌詞は議員や富豪の息子といった「幸運な息子」(Fortunate Son)ではなく、今まさに徴兵されようとしている人々の視点から歌われるため、戦争シーンなどで使用されることが多い。『彼ら』に対する揶揄・皮肉でもあるわけだ。

 

 

 

 

 

カーラジオからこの曲が流れ、作中でこれに触れるシーンがある。

 

 

 

 

 

 

エンディングテーマで流れる。

 

 

 

 

 

ここでもこれがBGMの1つとして流れる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

この曲は1969年のものなので、当時の時代背景が強く反映されています。『何で俺たちに急に愛国心なんて求めてんだよ!』というような歌詞。その時代のアメリカはもう混迷中の混迷でしたからね。ケネディ、キング牧師、マルコムX、メドガーエヴァースらの暗殺に、モハメドアリや『ザ・ハリケーン』のような黒人差別事件、ニクソンらのベトナム戦争にウォーターゲート事件。それに逆らうように『アメリカン・ニューシネマ』という流れができ、そこで生まれたこれらも含めたクリエイティブがいくつもあります。この曲は『GTA』等も含めた有名ゲームでも多く使用されています。

 

7.『Por una cabeza』

『ポル・ウナ・カベサ』 (西: Por una cabeza) は、タンゴの有名曲の一つ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
  2. 『トゥルーライズ』
  3. 『シンドラーのリスト』
  4. 『オール・ザ・キングスメン』

 

 

盲目の元軍人を演じたアル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した。アル・パチーノのまったく瞳を動かさない壮絶な演技と、タンゴ・プロジェクトによる「ポル・ウナ・カベサ」をバックにした、ガブリエル・アンウォーとのタンゴ・ダンスシーンが印象的。

 

 

 

 

 

この映画でもあるシーンがこのBGMが流れる。

 

 

 

 

 

この映画でもあるシーンがこのBGMが流れる。

 

 

 

 

 

ここでもこれがBGMの1つとして流れる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

これは印象的な音楽なので、聴けば誰もが聴いたことがある曲だ、となるはずです。リズミカルで優雅なタンゴの音楽と思いきや、途中からかなり情熱的に転調するので、踊る側としても気持ちが入れやすい特徴があります。

 

9.『あの音楽があった!』

どこかで聴いたことがある音楽が、この映画で流れた!というシーンがある。個人的に。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『フランティック』
  2. 『WASABI』
  3. 『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』
  4. 『ティファニーで朝食を』
  5. 『12モンキーズ』

 

 

ジャマイカ系アメリカ人の歌手グレース・ジョーンズの『リベルタンゴ』という音楽が流れるが、私は最初これを葉加瀬太郎等の音楽も入っている『Image』という癒し系BGMのアルバムの中でヴァイオリンとして聴いていて、更に、クラブシーンでも流れていたので、ここで原曲が流れた時には嬉しかった。

 

 

 

 

 

これは曲名は分からないのだが、クラブシーンでよく流れたBGMが流れて、嬉しかったのを覚えている。

 

 

 

 

 

これも同じくクラブシーンで流れていた音楽。juno reactorの『pistolero』という音楽が格好いい。

 

 

 

 

 

「ムーン・リバー」(Moon River)は、ジョニー・マーサー作詞・ヘンリー・マンシーニ作曲。マンシーニは「『ムーン・リバー』はオードリーのために書かれたのです。彼女以上にこの曲を完璧に理解した人はいませんでした。」と言っている。

 

 

 

 

 

OPで流れるこの独特なBGMは、テレビかなにかでよく聴いていたのだが、この映画のテーマソングだったのかと、驚いた。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

どれもいいのですが、この中ではやはり『ムーン・リバー』が素晴らしいですね。映画を観て時間が止まる現象は、ほぼ100%映画館でしかありえません。あれだけの環境が揃って初めて没入感やリアリティが一線を超えるので、そういう感覚を家で得ることは難しいんです。しかし、この映画でこの曲を彼女が歌いだしたシーンでは、家で時間が止まりましたね。決して彼女の歌は世界最高レベルではありませんが、歌の技術さえあれば人を魅了できるわけではないということを、思い知ることができるシーンです。

 

10.『大音量で聴きたい!』

基本的にはすべて大音量で聴きたいが、特に映画館で聴きたいと思った映画と曲をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『BECK』
  2. 『奇跡のシンフォニー』
  3. 『ボヘミアン・ラプソディー』
  4. 『コラテラル』
  5. 『ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜』
  6. 『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』

 

 

オアシスの曲が流れるのだが、かなり前だから忘れたが、とりあえず「Don’t Look Back in Anger」はエンディングテーマだ。その曲か、違う曲かが作品内で流れる(正確には歌の部分はサイレントになる)。彼らの曲は名曲だから、映画館で聴くと最高だった。この映画自体も音楽の映画だから、リスペクトを感じる。

 

 

 

 

 

孤児の少年がギターのような楽器に初めて触れその才能を発揮していくのだが、この秀麗な音楽が映画館に響き渡り、完全に観客の心を掴んだ。あれは映画館の大音量で聴いて、はじめて真価を発揮する映画だ。

 

 

 

 

 

日本では謎の現象も起きたが、それはそれだけこれらの音楽が人々の心をつかんだからだ。思わず歌いたくなるような、踊りたくなるような音楽を彼らが奏でたからだ。『ズンズンチャ』のリズムは、やりたくてやりたくて仕方がなく、バスケ部の応援で使用して怒られたのを覚えている。

 

 

 

 

 

Paul Oakenfold(ポール・オークンフォルド)の「Ready Steady Go」という曲がクラブシーンで流れるのだが、この音楽のおかげでこの映画が『極上のエンターテインメント』に昇華している。

 

 

 

 

 

かつて日本でも大人気を得たt.A.T.u.の『Not Gonna Get Us』がクラブシーンやエンディングで流れる。久しぶりに聴いたらこれは最高の曲だった。

 

 

 

 

 

前述したように、juno reactorの『pistolero』という音楽が最高に格好いい。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

どれも最高だし、もちろん『ムーンリバー』も最高なのですが、『奇跡のシンフォニー』は映画館で観ましたから、どれか一つだけ観れるとしたら、「Ready Steady Go」の『コラテラル』ですかね。もうあれは映画館で一人で観たいですね。好きなだけ踊りたい。以前は普通に平日なら、お台場の映画館で一人鑑賞もよくありましたから。最高ですよ映画館を独り占めにするのは。

 

 

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