Hotel hall with blood on the walls and floor
Contents|目次
MOVIE RECIPEトップページはこちら。
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
得体の知れないものを見ると、不安になる。それをうまく突けば、映画になる。
今回配合するレシピはこちらです!
平凡な一日になるはずだった。だが、急に謎の濃霧が街を襲った。霧が濃くてよく先が見えない。もちろん最初はそれを強行突破して家に戻ろうとする人が現れる。だが、『それ』は現れた。
スティーブンキングというのは得体のしれないものを描かせたらピカイチである。『IT イット』『スタンド・バイ・ミー』『トミーノッカーズ』といった作品群をごちゃ混ぜにし、軍内部の対立も描いたバディ・SFホラーアクションとしている。
NASAの宇宙飛行士の男が同僚とともに宇宙空間で作業を行っていた際、何らかの事故に巻き込まれ、2分間通信が途絶えたが、彼らは無事に帰還した。彼は事故のことについては妻の前でも一切語らなかった。だが、どこかこの男、様子がおかしい。
制作にいるスピルバーグの名作『未知との遭遇』や『E.T.』といったSF映画に対するオマージュないしはトリビュート的な作品でもあることから、内容がこのようなテーマとなっている。少年たちが自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って撮影していた。だが、ある日の撮影の際、事件は起こった。
カリフォルニアの電波観測所で働く電波天文学者の男は、地球外からと思しき電波信号をキャッチする。信号を収めたテープをNASAの上司に聴かせたが、その者によって調査結果は握りつぶされてしまう。さらに、現政権が地球外生命探索に悲観的であるという理由から、解雇を言い渡される。何かがおかしい。
聴覚が超鋭敏な『何か』に支配された世界で、『それ』に見つからないよう音をたてずに暮らさざるを得なくなった家族が描かれる。一体彼女たちは何からにべているのか。
普通の高校生であるドニーダーコ。ある晩、奇妙な声に導かれてゴルフ場へと向かうと、そこにはフランクという名の銀色のウサギがおり、「世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒しかない」とドニーに告げる。
心理学者によると、人間は何かに追われているとき、その『何か』が得体の知れないものだった場合、より大きな恐怖心を感じるようです。しかし、その正体がハッキリと分かればそれだけで安心するわけですね。謎の小惑星が地球に衝突しそうであると聞いたり、謎の感染病が広がっていると聞けば恐怖を感じます。しかし、その正体が分かれば対策が打てたり、結果が鮮明になるのでそこで安心できるんですね。人間は『楽、得、安全』に支配されている生き物なので、こういう心の動きがよく見られるわけです。
『何か』が放たれた。こういうレシピでまとめられる映画もある。
今回配合するレシピはこちらです!
詳細は書けないが、グーグルを匂わす『検索エンジン大手』の大金持ちの男が、抽選で社員から人を選んだ。彼は喜んでいたが、呼ばれた家は妙な違和感を漂わせるところだった。そして男は、そこが人工知能の開発研究施設であることを明かす。
詳細は書けないが、「コン・エアー」は、実在するアメリカ連邦保安官局の空輸隊JPATSの通称で、出廷、医療緊急事態、囚人輸送などを行っている。本作では、凶悪犯を護送する情況をリアルに再現している。
エリアXと呼ばれる謎の空間の調査に向かい、様々な理解不能な事象と危険に見舞われる女性だけの調査隊を描いている。『アナイアレイション』は『全滅』を意味する。
この場合も前述のレシピ同様に『得体の知れないもの』ですから怖いですね。しかし、例えば『スノーデン』を見てもわかるように、我々の関知しないところで盗聴や盗撮が行われていたり、個人情報が抜き取られて売買されていたり、強盗事件で有名になったように、宅配や家電設置業者などが売却した個人情報を闇組織が高値で購入し、そこに強盗に入る画策をしていたりと、我々の知らないところでもいかがわしい闇の動きが展開されているし、コロナ禍で考えたように、目に見えない脅威というものもたくさんあるわけで、そう考えると、もう最初から『生きてるだけで丸儲け』と明石家さんまさんのように考えた方が得策かもしれませんね。ちなみにその言葉は彼の師匠の受け入りであり、師匠はブッダの教えとしてそれを説いたそうです。
何だか分からないが、なぜかこうなってしまった。世にも奇妙な境遇のお話。
今回配合するレシピはこちらです!
ひょんなことからFBI捜査官とマフィアの男の顔が入れ替わってしまい、元に戻れなくなってしまう。マフィアはその顔と立場を利用してやりたい放題やるし、捜査官は元に戻ろうとしてもマフィアの顔だから信用されない。見ている我々としてはニコラスケイジとジョントラヴォルタが入れ替わった不自然な状況を、受け入れるしかない。
死神がある人間の青年の体に入り込み、数日間人間世界で休暇を取るという。そのガイド役にホプキンス役の中年が選ばれ、その娘に一目ぼれする。だが姿はブラッドピットそのものなので、不思議な状況を目の当たりにする。
東京の四ツ谷に暮らす男子高校生・立花瀧は、ある朝、目を覚ますと飛騨地方の山深い田舎町である糸守町に住む女子高生で宮水神社の巫女を務める宮水三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
ネタバレになるのでここにはあまり書かないようにしましょう。大体わかってしまうのですが。
マルクスは言った。『宗教とは、民衆の阿片である。』
今回配合するレシピはこちらです!
チリ・クーデターの際の実話を基にした作品で、ピノチェト軍事独裁政権下でナチスの残党パウル・シェーファーと結びついた拷問施設「コロニア・ディグニダ」(尊厳のコロニー、後のビジャ・バビエラ)の実態を描いた。
白人至上主義団体である『KKK』については別レシピでまとめましたし、宗教についてはまた違うレシピできちんとまとめています。トムクルーズはサイエントロジー問題や過剰な家族愛などがなければ、人格者としてもビジネスマンとしても、俳優としても超一流と全世界から太鼓判を押される存在です。娘さんの洋服に2億円使うくらいなら、お金は中流階級くらいの使用に留め、後は寄付するウォーレンバフェットのような人こそが、お金を持つ資格がある人だと言えますね。ただ、12歳のときに両親が離婚して経済的に苦しい生活を送っているので、その反動があるのは仕方がありません。そのエネルギーがあったからこそ、頑張れたのですからね。
ホラー映画を覗けばたくさんあるだろうが、私はほとんど観ないのでこのあたりをピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
ストレンジャーズ/戦慄の訪問者
1981年に実際に起きたおきた「ケディ殺人事件」を題材にしているというのだから怖い。
両親の結婚35周年を祝うため、人里離れた別荘に集まった家族10人。突如クロスボウの矢が飛んでくる。動物のマスクをかぶった不審者たちが侵入し、現場は壮絶な状況に。一体この者たちは何者なのか。
来る
第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を、『告白』などの中島哲也監督が映画化。謎の訪問者をきっかけに起こる奇妙な出来事を描く。
その他、ジェイソンの『13日の金曜日』も含めたホラー系は、『逃げる』対象として、『追う』人がいるわけですから、それは『望まない訪問者』ということになるでしょう。ホラーは映画というよりは違うジャンルのクリエイティブだと考えていますので、ほとんど観ません。ジェットコースターとかお化け屋敷みたいな感じで。