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『2000年代』のおすすめ映画一覧

ここでは名作だと運営者が感じる映画を年代ごとでランキングし、掲載しています。

2000年代おすすめ映画ランキング

1『ダークナイトシリーズ

特にこのようなシリーズの名前がついているわけではないが、『ダークナイト』の飛躍的なカリスマ性の影響で、『ダークナイトシリーズ』と呼ばれることが多い。また実際にこの三部作は『クリストファー・ノーランの三部作『ダークナイト トリロジー』』としてまとめられている。これも二作目であるダークナイトの名前を使うということは、一作目が不評であれば打ち切りになることを考えても、記録的なヒットをしたダークナイトという名前のインパクトの大きさを表していると言える。

2『THE 11 HOUR

この映画の感想文は、全3000作品の中で最も文字数の多いものとなっている。異例中の異例のため、他の記事とは一線を画すまとめ方となる。

3『パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ

当時、冒険ものと言えばインディ・ジョーンズだった。しかし今を生きる人間の冒険映画は、このパイレーツ・オブ・カリビアンだ。ジョニー・デップは、何をしてもいいわけじゃない。例えば、ローン・レンジャーやチャーリー・モルデカイは、あまりぱっとしなかった。個人的には、チョコレート工場も好き嫌いが分かれる。だが、この作品は違った。彼にとっても、運命の映画だろう。

4『ブレイブ ワン

この世に『正義』はあるのか。それとも、『ない』のか。規範意識についてこれほど考えさせられた映画はない。

5『バタフライ・エフェクト

過去の時点に戻れる能力がある事に気づいた主人公は、過去に戻り人生を狂わせてしまった運命を変える事を決意する。最後、主人公の男は悟りを開いたかのようにも見えた。『あまりにもいろいろと経験し過ぎた』からだ。だから、あの若さで人間の理性を超越した、真の愛を理解することになった。彼は最後、彼女を『愛』した。そこにあったのは『本当の愛』だった。

6『チェンジング・レーン

これは『ブレイブワン』同様、同率一位だ。真理から逸れるほど虚無に近づく。これは、それがよくわかる映画だ。真理を自分のものにした人間の放つ圧倒的な威厳と、『神は人間をいがみ合わせたいのだ』という『彼の一時的な解釈』にも注目したい。これだから映画鑑賞はやめられない。

7『アレクサンドリア

391年のエジプトアレクサンドリア。キリストが亡くなってからおよそ400年後のことだ。ヒュパティアという女性の天文学者がいた。彼女はガリレオやコペルニクス同様、天動説に疑問を感じ、地動説に焦点を当てて真実を見極めようとしていた。だが、時代がまずかった。時のローマ皇帝テオドシウス1世は、キリスト教徒以外の人間を迫害し、ローマ帝国においてキリスト教の地位を絶対的なものにしようと画策。実は、これは歴史的には非常に重要なシーンだった。

8『グラン・トリノ

見慣れないベトナム人や、態度の悪い老人、そしてその老人を煙たがるその家族。最初の掴みとしては、あまり印象が良くない。だが、それすらも演出。この映画に無駄な時間は存在しないのだ。人はどう生き、どう死ぬべきか。

9『ディパーテッド

作品の展開が常に想像の先を行ってくれる為、最後の最後まで先が読めず、楽しめる。衝撃的なシーンが淡々と表現される。いや、淡々と表現されるから衝撃的なのか。

10『オーシャンズシリーズ

『オーシャンズ11~13』。そしてその主人公の妹であるサンドラ・ブロック演じる女性が主演の『オーシャンズ8』まで、人を殺さない爽快な強盗技術で観る者を楽しませてくれる。『オーシャンズ8』だが、ほとんどブランド化された歴史的作品をリメイクしたり、違う角度から演出するのはリスクも伴う。


  1. コラテラル
  2. 千と千尋の神隠し
  3. サマーウォーズ
  4. ジェイソンボーンシリーズ
  5. ブーリン家の姉妹
  6. レッドクリフ
  7. パトリオット
  8. トランスポーター
  9. A.I.
  10. ヴィレッジ
  11. プラダを着た悪魔
  12. チェンジリング
  13. 禅 ZEN
  14. 世界でいちばん不運でしあわせな私
  15. 猟奇的な彼女
  16. アバター
  17. アメイジング・グレイス
  18. 最高の人生の見つけ方
  19. キングダム・オブ・ヘブン
  20. スクール・オブ・ロック
  21. アレキサンダー
  22. 13デイズ
  23. 300 〈スリーハンドレッド〉
  24. ゴーン・ベイビー・ゴーン
  25. ナショナル・トレジャー
  26. アメリカン・ギャングスター
  27. きみに読む物語
  28. トレーニング デイ
  29. 守護神
  30. アイ・アム・サム
  31. アポカリプト
  32. シャーロック・ホームズシリーズ
  33. イルマーレ
  34. きっと、うまくいく
  35. ミスティック・リバー
  36. ミュンヘン
  37. モンスター
  38. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
  39. BROTHER
  40. オーロラの彼方へ


MEMO

正直『THE 11 HOUR』こそが全映画の頂点に君臨する価値を持っている。だが、これはドキュメンタリー映画であり、内容が著しく難しい。『風の谷のナウシカ』に暗に込められたメッセージに『有機水銀分解菌』があることをほとんどの人が知らないように、『わかりやすさ』を演出することも、名作として人間が認知することに繋がっている。その点『ダークナイト』は、至高のエンターテインメントだ。クリスチャン・ベールの妥協しない演技に感銘を受けたヒース・レジャーが、史上最高の『ジョーカー』を演じてくれた。


2000年代に上映された映画を読み順で一覧にしています。



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