Categories: ジャンル

『2010年代』のおすすめ映画一覧

ここでは名作だと運営者が感じる映画を年代ごとでランキングし、掲載しています。

2010年代おすすめ映画ランキング

1『インターステラー

この話を理解できる人間が一体この世に何人いるだろうか。時間や宇宙といった理論物理的な話のことではない。それは専門家ならわかるだろう。だが、最も重要なのは『なぜあの時マーフは車を引き返したか』ということだ。

2『アベンジャーズシリーズ

キャプテン・アメリカとアイアンマンが、遠い過去の衝撃的な事実が原因で、衝突することになる。アベンジャーズの要である二人のこの中心人物の仲間割れは、チーム全体の士気に大きく影響し、今後の展開に暗雲が立ち込めた。

3『インセプション

全く見たことがない、脳内の『階層』の話だ。斬新な切り口であり、身ごたえは十分。新境地を見ることができるだろう。

4『オール・ユー・ニード・イズ・キル

この作品は一見すると日本人作品が原作のSFアクション映画に見える。しかし、映画の最後には、『アバター』や『パッセンジャー』の最後と同じような感覚に包まれることになる。極めて、あり得なさそうな話だ。しかし、もしこれらがあり得るのなら、それはとても美しい純愛である。

5『思い出のマーニー

この映画の本当の価値が理解できる人間は、深い深い海の底に堕ちた経験がある人間だけだ。(内観と『思い出のマーニー』)ちなみに私のジブリへの愛は下記の通りだ。全シーン描くチャレンジを実行中である。

6『シャッター アイランド

この映画を、単なる『精神異常者』の話で終わらせる人間は、まだまだこの人生の奥深さを知らない。『藁の楯』で、大沢たかお役のSPが『その小さな物語を信じなければ、生きていけなかった』と言ったが、ディカプリオが演じた彼もまた、並々ならない事情を抱えた人間だった。

7『エクソダス:神と王

幼少期からさんざん聞いていた『モーセ』の実態について想像出来たことは大きい。この話で極めて重要なシーンとは、モーセが海を割ったことでも、様々な怪奇現象が起きたことでもない。私は最初から何かを盲信することなどないので、この話がすべて史実通りだとか、そういう発想をすることは論外である。したがって、この映画に対して批判をする人間のような『側』にいる人達と私の間には大きな溝がある。

8『はじまりへの旅

知性を探究すると、いつかこの考え方にたどり着く。ある有名な男性経営者は『賢い女性たちって、田舎に行っちゃうよね』と言ったが、ニーチェがキリスト教で人間の潜在能力が埋没することを危惧し、老子が『小国寡民』を理想郷とし、孔子が法律に依存する社会を認めなかったように、この人生を主体的かつ個性的に生きようと思えば、よく厳選し、吟味された無駄のない生活を生きるべきだという答えが見えてくるのである。

9『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

レイ・クロック。真剣に経営者を目指した人間なら一度は耳にする名前だ。柳井正孫正義が座右の書とする『成功はゴミ箱の中に』の著者である。だが、初見の人がまず最初に思うのはこうだ。(なぜマクドナルド兄弟ではなく、レイ・クロックという人なのか?)。鶏小屋に狼が入った。兄弟が言い放ったこの言葉には、一体どんな意味が込められているのか。

10『ジョーカー

『バットマン』はすでに生誕してから80周年を迎えている。つまり、それだけすでに世界観が作りこまれているのである。しかもジョーカーはその中で特別な存在。圧倒的な悪のカリスマであり、『ドラゴンボール』で言えばフリーザのような存在だ。その存在感だけで多くの人の目を向けることができる。一朝一夕ではないのだ。積み上げてきたものが違うのである。


  1. ゼロ・グラビティ
  2. ブラック・スワン
  3. ゼロ・ダーク・サーティ
  4. ソーシャル・ネットワーク
  5. ジョイ
  6. 未来を花束にして
  7. アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発
  8. ウルフ・オブ・ウォールストリート
  9. 借りぐらしのアリエッティ
  10. マザー・テレサからの手紙
  11. チョコレートドーナツ
  12. ドラゴン・タトゥーの女
  13. マイ・インターン
  14. ラ・ラ・ランド
  15. 君の名は。
  16. レディ・プレイヤー1
  17. IT/イット “それ”が見えたら、終わり
  18. しあわせの絵の具 / 愛を描く人 モード・ルイス
  19. シェイプ・オブ・ウォーター
  20. LUCY/ルーシー
  21. スーサイド・スクワッド
  22. 海にかかる霧
  23. 俺たちニュースキャスターシリーズ
  24. キック・アス
  25. グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
  26. ゴーン・ガール
  27. エジソンズ・ゲーム
  28. J.エドガー
  29. キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け
  30. ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
  31. シークレット・アイズ
  32. テッド・バンディ
  33. アナと雪の女王
  34. アルゴ
  35. チャッピー
  36. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
  37. THE ICEMAN 氷の処刑人
  38. エクスポーズ 暗闇の迷宮
  39. テッド
  40. バケモノの子


MEMO

映画館で最も興奮できたのはもちろん『アベンジャーズシリーズ』だ。また、教訓性が高い映画が多い。『ゼログラビティ』も『ファウンダー』も、『はじまりへの旅』も、すべてとてつもない教訓が詰まっている。だが、その教訓性もエンタメ性もすべて頭一つ抜きんでていたのが『インターステラー』だ。『コンタクト』からの単純な理論物理学の進化もそうだが、無意識かもしれないがこの映画では人類、いや神羅万象すべての頂点、いや『中心』に君臨する『ある要素』の重要性が描かれている。


2010年代に上映された映画を読み順で一覧にしています。



カテゴリー一覧


IQ