ここでは名作だと運営者が感じる映画を年代ごとでランキングし、掲載しています。
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この話を理解できる人間が一体この世に何人いるだろうか。時間や宇宙といった理論物理的な話のことではない。それは専門家ならわかるだろう。だが、最も重要なのは『なぜあの時マーフは車を引き返したか』ということだ。
キャプテン・アメリカとアイアンマンが、遠い過去の衝撃的な事実が原因で、衝突することになる。アベンジャーズの要である二人のこの中心人物の仲間割れは、チーム全体の士気に大きく影響し、今後の展開に暗雲が立ち込めた。
全く見たことがない、脳内の『階層』の話だ。斬新な切り口であり、身ごたえは十分。新境地を見ることができるだろう。
この作品は一見すると日本人作品が原作のSFアクション映画に見える。しかし、映画の最後には、『アバター』や『パッセンジャー』の最後と同じような感覚に包まれることになる。極めて、あり得なさそうな話だ。しかし、もしこれらがあり得るのなら、それはとても美しい純愛である。
この映画の本当の価値が理解できる人間は、深い深い海の底に堕ちた経験がある人間だけだ。(内観と『思い出のマーニー』)ちなみに私のジブリへの愛は下記の通りだ。全シーン描くチャレンジを実行中である。
この映画を、単なる『精神異常者』の話で終わらせる人間は、まだまだこの人生の奥深さを知らない。『藁の楯』で、大沢たかお役のSPが『その小さな物語を信じなければ、生きていけなかった』と言ったが、ディカプリオが演じた彼もまた、並々ならない事情を抱えた人間だった。
幼少期からさんざん聞いていた『モーセ』の実態について想像出来たことは大きい。この話で極めて重要なシーンとは、モーセが海を割ったことでも、様々な怪奇現象が起きたことでもない。私は最初から何かを盲信することなどないので、この話がすべて史実通りだとか、そういう発想をすることは論外である。したがって、この映画に対して批判をする人間のような『側』にいる人達と私の間には大きな溝がある。
知性を探究すると、いつかこの考え方にたどり着く。ある有名な男性経営者は『賢い女性たちって、田舎に行っちゃうよね』と言ったが、ニーチェがキリスト教で人間の潜在能力が埋没することを危惧し、老子が『小国寡民』を理想郷とし、孔子が法律に依存する社会を認めなかったように、この人生を主体的かつ個性的に生きようと思えば、よく厳選し、吟味された無駄のない生活を生きるべきだという答えが見えてくるのである。
レイ・クロック。真剣に経営者を目指した人間なら一度は耳にする名前だ。柳井正や孫正義が座右の書とする『成功はゴミ箱の中に』の著者である。だが、初見の人がまず最初に思うのはこうだ。(なぜマクドナルド兄弟ではなく、レイ・クロックという人なのか?)。鶏小屋に狼が入った。兄弟が言い放ったこの言葉には、一体どんな意味が込められているのか。
『バットマン』はすでに生誕してから80周年を迎えている。つまり、それだけすでに世界観が作りこまれているのである。しかもジョーカーはその中で特別な存在。圧倒的な悪のカリスマであり、『ドラゴンボール』で言えばフリーザのような存在だ。その存在感だけで多くの人の目を向けることができる。一朝一夕ではないのだ。積み上げてきたものが違うのである。
2010年代に上映された映画を読み順で一覧にしています。