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MOVIE RECIPE
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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-
- レシピ数:7
- 紹介映画:88
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
1.『実際にあった様々な事件』
実話映画や歴史映画はたくさんあるが、その中でも『事件』に焦点を当ててピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『スキャンダル』
- 『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』
- 『リチャード・ジュエル』
- 『リリーのすべて』
- 『八甲田山』
- 『ハドソン川の奇跡』
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
- 『大統領の陰謀』
- 『ザ・シークレットマン』
- 『華氏911』
- 『華氏119』
- 『海にかかる霧』
- 『深夜の告白』
『ワンハリ』にも出てくるが、1969年に女優シャロン・テート殺害などの無差別連続殺人事件を起こしたカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーの主要女性メンバー、レスリー・ヴァン・ホーテンら3人を中心に、彼女たちのファミリーへの加入から、洗脳と狂信の果ての殺人、逮捕・収監までを描く。
1996年のアトランタオリンピックで爆発物を発見して多くの人命を救った英雄であるにもかかわらず、FBIやメディアに容疑者と見なされた実在の警備員リチャード・ジュエルを描いている。
世界初の性別適合手術を受けた人物・リリー・エルベを題材とした、デヴィッド・エバーショフによる小説『The Danish Girl』が原作。事件という解釈は今はしないが、当時で考えれば事件だった。
1902年(明治35年)に青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材にしている。彼らは日露戦争に備えて、『寒さに負けないフィジカルとメンタル』を養うためにそのような修行をしていた。
2009年に起こり、奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故、通称“ハドソン川の奇跡”の実態を描く。この奇跡のパイロットは称賛されるが、やり方に疑問を持った者もいたようだ。
ベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国防総省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容を暴露したワシントン・ポストの2人のジャーナリストの実話を映画化した社会派ドラマ。アメリカはベトナム戦争を仕掛けたが、その理由を捏造していて、それを隠蔽した情報が極秘ファイルとして存在していた。
ウォーターゲート事件を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリストの手記を元にしたドラマ。1972年6月17日にワシントンD.C.の民主党本部で起きた中央情報局(CIA)工作員による盗聴侵入事件に始まった、1974年8月9日にニクソン大統領が辞任するまでの盗聴、侵入、裁判、もみ消し、司法妨害、証拠隠滅、事件報道、上院特別調査委員会、録音テープ、特別検察官解任、大統領弾劾発議、大統領辞任のすべての経過を総称して「ウォーターゲート事件」という。
アメリカ同時多発テロ事件へのジョージ・W・ブッシュ政権の対応を批判する内容を含むドキュメンタリー映画で、彼が『大量破壊兵器がある』と捏造して仕掛けたイラク戦争等の理不尽な行動を露呈させている。
「119」はドナルド・トランプが第45代大統領が当選を確実とし勝利宣言をした「2016年11月9日」を意味している。民主党等も批判の対象となっており、撮影当時の大統領であるバラク・オバマも、フリントで発生した汚染水問題でのいい加減なパフォーマンスや軽口などで痛烈に批判されている。また、トランプを筆頭とした白人至上主義の人々が、普通に黒人を殴りつける等の衝撃的な映像も。
原作であるジェームズ・M・ケインの小説『倍額保険』(1936年)は、保険会社勤務の経験を持つケインが、1927年に実際に起きた保険金殺人事件「ルース・スナイダー事件」に触発されて執筆したものといわれる。
運営者
アメリカは単なるキャスターのスキャンダルから、大統領の陰謀まで、すべてを映画にする映画大国です。さすが自由の国といったところでしょうか。銃で理不尽な事件が多発しているのに、銃を持つ自由を保持し続ける。日本とは異なった性格を持っています。根幹が、『アメリカ大陸という新天地での、新しい人生のスタート』ですからね。自由を求めて大陸に移動し、自由を求めてイギリスから独立。そうして常に自由を求めてきたアメリカ人はインディアンを迫害してまでその地に強引に根付いたわけですが、その性格的な特徴が映画を通して見えてきます。世界一強として圧倒的に咲き続けるエネルギーがある一方、どこか危なげでもあります。悪口ではありません。日本人だって同じように過ちを何度も犯してきました。
2.『犯罪編』
実際にあった犯罪的な事件をピックアップ。戦争の中で起こる事件とはまた違ったくくりとなる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『マッド・シティ』
- 『チャイルド44 森に消えた子供たち』
- 『ブリングリング』
- 『桜田門外ノ変』
- 『遠い夜明け』
- 『モンスター』
- 『狼たちの午後』
- 『凶悪』
- 『マイ・サンシャイン』
- 『ウインド・リバー』
- 『フローズン・グラウンド』
- 『完全犯罪クラブ』
- 『グッドフェローズ』
- 『11ミリオンジョブ』
- 『マルコムX』
- 『グローリー/明日への行進』
- 『私はあなたのニグロではない』
- 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
- 『ミシシッピー・バーニング』
- 『JFK』
- 『15時17分、パリ行き』
- 『キャプテン・フィリップス』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
- 『ブギーナイツ』
- 『アミスタッド』
- 『フォックスキャッチャー』
- 『スパイ・ゲーム』
- 『J・エドガー』
- 『THE ICEMAN 氷の処刑人』
- 『チェンジリング』
- 『テッド・バンディ』
パリス・ヒルトン等のハリウッドに住むセレブの豪邸に忍び込み、そこにある数々の高級品を奪い去っていくという、アメリカで実際に起きた空き巣・強盗事件をモデルにしている。
1970年代のアパルトヘイト下の南アフリカ共和国における実話に基づいた作品。アパルトヘイト政権下の南アフリカ共和国で殺害された最も著名な黒人解放活動家スティーヴ・ビコと南アフリカ共和国の有力紙デイリー・ディスパッチ紙の白人記者ドナルド・ウッズとの交友をベースに描かれる。
実在した元娼婦の連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの生涯を映画化した。1991年の映画『テルマ&ルイーズ』は、日本ではアイリーンとティリアの物語をモデルとしているといわれるが、これは日本の映画会社が宣伝のために作った虚偽情報であり全くの事実無根。
原作は、1999年に実際に起きた凶悪殺人事件「上申書殺人事件」を基に、獄中の死刑囚が告発した殺人事件の真相を新潮45編集部が暴き、首謀者逮捕に至るまでを描いた犯罪ドキュメントで、2009年に文庫化されて10万部を超えるベストセラーとなり、『奇跡体験!アンビリバボー』でも紹介された。
1992年4月末から5月初頭にかけて、アメリカ合衆国のロサンゼルスで起きた大規模な暴動である『ロサンゼルス暴動』が軸にある。これは、アメリカにおいて異人種間の対立という形を取って現れる「人種暴動(race riot)」の典型的なものとして知られる。
ニーチェの超人思想の信奉者でどちらも非常に知能指数が高く、完全犯罪(になると彼らは思っていた)を遂行することで自分たちの優越性を立証しようという動機の異様さが際立って話題となった、1930年代のレオポルドとローブによる事件を題材としている。
1955年から1980年にかけてのニューヨーク・マフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男を題材とした作品。例えば、1968年に近傍のクイーンズ区・ジョン・F・ケネディ国際空港でエア・フランス現金強奪事件を成功させ、42万ドルを手に入れたり、1978年に同じくケネディ国際空港でルフトハンザ航空現金強奪事件を起こし、600万ドルを手に入れたりした。
その事件の4年後に、更にその500万ドル以上多い強盗事件が起きた。これは、1982年に実際に起きた、当時のアメリカ犯罪史上最高額の1100万ドル強奪事件を基にした犯罪映画である。
黒人解放運動家として戦う革命家、マルコムXの人生が描かれる。この時代も黒人差別も過激だから、過激な事件が多数勃発する。そしてもちろん、彼の最期の事件にも触れる。
そのメドガー・エヴァースが、1963年に射殺された事件に特化した映画。犯人である白人至上主義者バイロン・デ・ラ・ベックウィズを30年後に有罪に持ち込んだ地方検事ボビー・デローターとメドガーの妻マーリーの闘いを描いた映画。
1963年にあったケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソンを中心に描いた現代史ミステリー。大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描いている。このようにして60年代アメリカというのは、激動の時代だった。
2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件と事件に立ち向かった3人の若者を描く。主演の3人は、実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役として起用している。
2009年に発生したマースク・アラバマ号乗っ取り事件でソマリア海賊の人質となったリチャード・フィリップスを描く伝記映画。ソマリアというのは海賊行為がビジネスとして蔓延していた。
前述したように、1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景として、当時のハリウッドにスポットライトが当たる。
1990年代にフィギュアスケート界を揺るがしたスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の中心人物トーニャ・ハーディングの半生を描いている。
実在したポルノ男優であるジョン・ホームズをモデルにしており、1970年代末から1980年代にかけてのポルノ業界の光と影にスポットライトを当てている。1981年のワンダーランド殺人事件にも関与していて、この映画でその様子が描かれる。
FBI長官のエドガー・フーヴァーの人生が描かれる。1910年代から始まり、共産主義者や労働運動家の過激派によるテロ、1932年のリンドバーグ愛児誘拐事件等、様々な事件の様子が描かれる。
家族の前では良き夫、良き父親である一方で、逮捕されるまでに100人以上を手にかけた冷酷な殺し屋としての顔を持つリチャード・ククリンスキーが描かれる。
原題の「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣)」は、被告人のテッド・バンディに死刑を言い渡す際、裁判長が読み上げた判決文の中に含まれていた文言である。この男こそ『シリアルキラー』の語源となった人物である。
運営者
正直、最後の2つについては常軌を逸しているので、調べることを推奨しません。映画自体は観ても問題ありません。なぜなら、『危険すぎて映画では詳細が描かれない』からです。
3.『未解決事件』
実際にあった事件の中には未解決事件もある。もちろんこれを『完全犯罪』とは言いたくない。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『フロム・ヘル』
- 『ゾディアック』
- 『殺人の追憶』
- 『ハイネケン誘拐の代償』
- 『アルカトラズからの脱出』
- 『ブラック・ダリア』
- 『愛は霧のかなたに』
- 『JFK』
19世紀末に起きた「切り裂きジャック」事件を題材としており、事件の核心を除けば内容は史実に基づいている。映画版は完成した映画は原作と大きく異なり、事件を追う刑事が軸となる。切り裂きジャックの正体や職業については様々な説があるが、当局が認めたものは何もなく、名前が挙がった容疑者の数は100人以上に達するこの事件に対する興味は現代にもなお続いているにも拘わらず、ジャックの正体は不明のままである。
アメリカで実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いている。1968年から1974年にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコ市内で若いカップルを中心に少なくとも5名が殺害されたが、これは現在も継続捜査中の未解決事件である。
軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代後半に発生し、10人の犠牲者を出した華城連続殺人事件を巡る刑事たちを描く。2006年4月2日に、最後の事件の公訴時効が成立したことで、全ての事件で犯人を訴追できなくなった。だが、その13年後にあたる2019年に至ってようやく、犯人は1994年に起こした妻の妹への強姦殺人・屍体遺棄で無期懲役を受けている男性だと判明した。彼は義理の妹の殺害で20年後に仮釈放の可能性のある無期懲役の判決を受けていたが、他の殺人事件ではDNA鑑定と彼の自白にもかかわらず、時効を迎えていた為、起訴することが出来なかった。
1983年11月に発生した、世界的なビール製造会社「ハイネケン」の経営者でオランダ屈指の大富豪フレディ・ハイネケンが誘拐された事件を題材としており、誘拐した者と誘拐された者の両者の視点から実話の真実に迫る内容となっている。だが誘拐事件は解決している。では、なぜこの映画がここに入るのか。
脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所から脱獄したフランク・モリスの実話を基に制作された。大規模な捜索が行われたにも関わらず三人の生死は不明のままとなり、1年後にアルカトラズ刑務所は閉鎖される。
1947年にアメリカ合衆国で発生した殺人事件『ブラック・ダリア事件』が描かれる。エリザベス・ショートという女性がカリフォルニア州ロサンゼルス近辺のレイマート・パークで遺体となって発見された。ショート殺害事件はアメリカの歴史上、最も有名な未解決殺人事件の一つである。映画自体はこの事件というよりも、その周りにいる人々が軸となる。
ルワンダの森林で18年間にわたりマウンテンゴリラの生態系の調査を行ったアメリカの動物学者、動物行動学者、生物学者ダイアン・フォッシーの生涯を描いた作品。内容は映画で確認したいが、この事件現場の小屋の壁には穴が開き、貴重品も現金も盗まれてはいなかった。
前述したように、1963年にあったケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソンを中心に描いた現代史ミステリー。大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描いている。
運営者
完全犯罪を狙う人は大勢いますが、やはり残忍な内容だけに、人間側のメンタルがぶれるのでしょうか。現実に何らかの歪みが起き、それを手がかりとして捜査の手が及び、発覚することが多々あります。前述したテッド・バンディやチェンジリングのケースの場合、完全犯罪というよりは『衝動を抑えられない』という状態があります。ただ、『万引き』や道路交通法のある種の軽犯罪をしてそれが明るみになっていないケースは多々ありますが、それは何なのでしょうかね。